« さらばゴードン&市内観光 | トップページ | さようならシドニー »

最後の市内観光

Cq1帰国前日。ホテルの部屋で、某誌から審査を依頼された論文の査読報告書を作成。数日前に一度読んでメモしたコメントに基づき作業したので、計画通り昼前に終わり、昼から最後の市内観光。まず、サーキュラー・キーで、フェリーの発着を眺めながら、昨日ゴードンの家を出るときに冷蔵庫に残っていた魚のフライとポテトフライなどをのんびり食べる。
JusticeSydneym1Rockswq 徒歩5分圏内にある2つの博物館(犯罪博物館、シドニー博物館)を見学し、15分ほど歩いてロックス(10月21日の日誌参照)を再訪。一度ホテルに戻り、ネットカフェに立ち寄った後、シドニー最後の夜を楽しむことにする。
Dograce Dograce1それは、夜7時半から始まるドッグレース見物である。ドッグレースが開催されるのはダーリングハーバーから西へ徒歩15分ほどのところにある。途中の通りは治安があまりよくないと聞いていたので少し警戒しながら向かう。着いたときには第1レースが終わったところだった。客のほとんどは車で来ているようだ。「紳士淑女の社交場」である競馬場(2月16日の日誌参照)とちがって、「貧者のギャンブル」であるドッグレースにいるのはラフな格好の観客ばかりである。とはいっても観客層の服装には重なりが大きいので、上記の二分法はやや誇張したものである。スタンドも立派で綺麗だ(もっとチープな木製の見物席を想像していた)。
Dograce2 Dograce6競馬と同じくレースは30分に1回ほどのペースで進むようだ。騎手が馬に乗る競馬と違い、ドッグレースは犬自身が走る。競馬のものとは少しメロディの違うファンファーレが鳴って始まる。競馬のように厩務員(ハンドラー?)にひかれて入場するので、犬の状態を観察できる(ただし、競馬と違い、パドックがないのでじっくり下見をする機会はない)。犬種はグレイハウンドだ。
Dograce3 Dograce4草食動物のウマが走るのは敵に追われたときである。だから、騎手は馬の尻から鞭を当てる(後ろから追いかけて来る敵の攻撃を模している)。肉食動物のイヌが走るのは獲物を追うときである。だから、ドッグレースでは、ウサギのぬいぐるみがイヌの前を走る。なお、競馬ではファンファーレが鳴ると観客が盛り上がるが、ドッグレースでは、ファンファーレ時よりもウサギのぬいぐるみがレースに先立ってコースを試走するときに観客が大いに盛り上がる。さて、レースはあまりに早くて、普通のデジカメではきちんとその姿を捉えられなかった。
Dograce5チケット(競馬なら馬券、正式名称は勝馬投票券だが、ドッグレースでは犬券、勝犬投票券と呼ぶのだろうか?)は、競馬のようにカウンターで買う。ただし、馬券のように裏面に「ギャンブル中毒の方はカウンセリングを受けましょう」の文字はない。ペラペラのレシートのような紙だ。夜道が心配なので、観たのは第2レースのみ。レース直前にチケットを購入。単勝で1番を1点買い。なんと当たった(掛金は5ドルで4.5倍と配当は低かったが)。1年間の動物心理学研究の成果・・・というのは冗談だが、シドニー生活の最後を綺麗に締めくくることができた。

|

« さらばゴードン&市内観光 | トップページ | さようならシドニー »

シドニー紹介」カテゴリの記事

帰国」カテゴリの記事