Bad Friday
円安である。貼りつけたチャート(数字が小さいのでクリックして拡大されたい)は過去1年間のオーストラリアドルと日本円の為替レート(YOMIURI ONLINEの本日付データ)だが、この2年間で20%くらい円安になっている。1ドルの商品を80円で買えていたのが100円出さないと買えないという事態である(関空で換金したときには現金の為替レートが1ドル100円を超えていた)。日本経済は本当に立ち直ったのだろうか?世界的にみたら日本の経済力は急下降しているのではないか。
シドニーに来てびっくりしたのは物価が高いことである。1ドル=100円で考えると、あらゆるものの値段が高い。1ドル=80円だったとしても高すぎである。『地球の歩き方』には、日本より物価は安め、と書いてあるがとんでもない。実感としては1ドル=60円くらいでちょうどよい。一昨日、シドニー大学生協で買った500mlペットボトルの水は2ドル30セント(今のレートで約230円)だった。
さて、今日は復活祭前の金曜日、Good Fridayである。大学に行ってもオフィスに入れないので、博物館を見学に行く。3つの博物館を回る計画であったが、朝から雨だったので雨脚が弱まった昼前から出かけたのと、最初に訪問したPowerhouse Museumが結構楽しめた(ずいぶんと館内が広くて歩き疲れた)ので、残りは明日ということにする。博物館といえば、シドニー大学心理学科には心理学機器のミニ博物館があってネットで公開されている。こちらに来る前にネットで見て感動していたが、現物は教員のオフィスが並ぶ4階の壁にずらっと並んだショーウィンドに展示されていた。以前訪問したマドリッドの大学でも似たような展示があった(シドニー大学のほうがはるかに立派だが)。うちの心理学研究室でもなんとかできないかと思う。
ところで、一昨日ホテルの部屋に帰ってきたら、ベッドの上に長い髪の毛が数本落ちていた。長さからして、私の髪の毛ではない。いくら酔っていても、こんな安ホテルに女性を連れ込むような無粋なことはオない(と思う)ので、私の不始末ではない。さて、今日帰ってきてみると、今朝しっかり締めてダイヤル錠をかけたはずのスーツケースのロックが外れている(幸い、何もなくなっていないようだ)。私はまだ認知症にはなっていないと思う。部屋にシャワーも水道も電気のコンセントもない、こんなホテルでも1泊48ドル(今のレートで約4,800円)もするのである。泊まるのは1週間程度なので悪条件はさほど苦にならないが、宿代を考えると唖然とする。がんばれ日本経済(でも、政権が変わらなきゃ無理だな)。
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